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記事: RYT継続教育(YACEP)の進め方と講座の選び方

RYT200

RYT継続教育(YACEP)の進め方と講座の選び方

RYT200やRYT500を取得した後、資格の登録を維持するには3年ごとの更新が必要です。更新には継続教育(CE)が求められ、YACEP認定の講座がその要件を満たします。この記事では更新条件の詳細、講座の選び方、RYT300との違いを整理します。

RYT資格の更新制度

全米ヨガアライアンスは3年更新制を採用しています。最初の登録日から3年ごとに、以下の2つの要件を満たす必要があります。

要件 内容 時間数
ヨガ指導 実際にヨガクラスを指導した時間 45時間
トレーニング受講 YACEP認定講座やE-RYT資格保有者からの受講 30時間

指導時間は有料・無料を問わず、グループクラスやプライベートレッスンの両方が対象です。トレーニング受講は対面、ライブオンライン、録画視聴、読書など形式を問いません。

更新しない場合、全米ヨガアライアンスへの登録が失効します。ディレクトリから名前が消え、RYTの肩書きを使用できなくなります。トレーニング修了の事実自体は残ります。未完了の要件を満たせば再登録は可能です。

YACEPとは

YACEP(Yoga Alliance Continuing Education Provider)は、全米ヨガアライアンスが認定する継続教育プログラムの提供者資格です。E-RYT200以上の講師が申請でき、認定を受けた講師のプログラムを受講すると、CEのトレーニング30時間にカウントされます。

トレーニングは以下の4カテゴリーに分類されます。

カテゴリー 略称 内容
テクニック・トレーニング・プラクティス TTP アーサナ呼吸法瞑想の実技
指導法 TM シークエンス設計、キューイング、クラス運営
解剖学・生理学 AP 骨格・筋肉の構造、呼吸の生理学
ヨガ哲学・ライフスタイル・倫理 YPLE 八支則、ヨーガ・スートラ、指導者倫理

各講座がどのカテゴリーに何時間分配されているかは、YACEP認定の講座ごとに定められています。30時間のうちカテゴリー間の配分に決まりはなく、受講者が自由に組み合わせられます。

詳しい定義は用語集のYACEPとは?をご覧ください。

継続教育の講座を選ぶポイント

自分の弱点や関心に合わせて選ぶ

4つのカテゴリーのうち、RYT200で学びが足りなかったと感じる分野を優先すると効率的です。解剖学が苦手なら解剖学に特化した講座を、指導法に不安があるなら指導法の講座を選ぶ、という考え方です。

すべてのカテゴリーを均等に受講する必要はありません。自分の指導スタイルに直結する分野に時間を使うほうが、実践に活きます。

オンラインで受講できるか

YACEP講座はオンライン受講が認められています。全米ヨガアライアンスの基準では、Contact Hours(ライブ配信によるリアルタイム受講)とNon-Contact Hours(録画視聴・課題提出)の2種類があります。

学習形式 内容
Contact Hours ZOOMなどのライブ配信。講師との双方向のやり取りが可能
Non-Contact Hours 録画講義の視聴、課題・レポート、自主練習

Non-Contact Hoursの割合が多い講座は、自分のペースで進められます。仕事や育児と並行しやすい反面、ライブでの質疑応答やフィードバックの機会は限られます。

指導の幅を広げる専門分野を選ぶ

継続教育は既存の知識を更新するだけでなく、新しい専門分野を開拓する機会でもあります。マタニティヨガ産後ヨガアーユルヴェーダブレスワークサウンドヒーリングなど、RYT200では扱わなかった領域を学ぶことで、指導できるクラスの幅が広がります。

YOGAFORLIFE SCHOOLのYACEP対象講座

YOGAFORLIFE SCHOOLでは、以下の6講座がYACEP(継続教育)の対象として認定されています。

講座名 時間 TTP TM AP YPLE Contact Non-Contact
アーユルヴェーダ基礎講座 15h 3 0 0 12 0 15
アーユルヴェーダセラピスト養成講座 40h 8 4 8 6 21 19
WOMENSYOGA講師養成講座 25h 9 8 5 3 20 5
YOGAINTRO入門講座 3h 1.5 0 0.5 1 0 3
WOMENSBREATHWORK基礎講座 20h 8 4 5 3 0 20
産後ヨガ講座 5h 2 1 1.5 0.5 0 5

各講座の概要

  • アーユルヴェーダ基礎講座(15時間CE): ドーシャ理論の基礎と日常生活への応用。Non-Contactのみで自分のペースで学べます
  • アーユルヴェーダセラピスト養成講座(40時間CE): セラピストとしてのアーユルヴェーダの実践的スキル。Contact Hours 21時間を含み、講師によるライブ指導があります
  • WOMENSYOGA講師養成講座(25時間CE): 女性のためのヨガの指導法。月経周期や更年期に対応したクラス設計を学びます。Contact Hours 20時間
  • YOGAINTRO入門講座(3時間CE): ヨガの基礎知識を短時間で学ぶ入門プログラム
  • WOMENSBREATHWORK基礎講座(20時間CE): 女性のためのブレスワーク。呼吸法の理論と実践。Non-Contactのみ
  • 産後ヨガ講座(5時間CE): 産後の身体回復を支えるヨガ指導法

YOGAFORLIFE SCHOOLのYACEP講座は、女性の心身の変化に対応した指導を軸に構成されています。月経周期、妊娠・産後、更年期といったライフステージごとの身体的・心理的変化を理解し、それに応じたヨガやブレスワーク、アーユルヴェーダの実践を学ぶ内容です。汎用的な継続教育ではなく、女性のウェルビーイングに特化した専門性を積み上げられる点が特徴です。

組み合わせの例

30時間のトレーニング要件を1つの講座で満たす必要はありません。複数の講座を組み合わせても構いません。

  • WOMENSYOGA講師養成講座(25h)+ 産後ヨガ講座(5h)= 30h — 女性の体に特化した学びで30時間を満たす
  • アーユルヴェーダ基礎講座(15h)+ WOMENSBREATHWORK基礎講座(20h)= 35h — アーユルヴェーダと呼吸法を両方カバー
  • アーユルヴェーダセラピスト養成講座(40h)のみ — 1講座で30時間を超える

継続教育(YACEP)とRYT300の違い

RYT200取得後の学びには、YACEP(継続教育)とRYT300(→RYT500)の2つのルートがあります。目的が異なるため、自分の方向性に応じて選びます。

YACEP(継続教育) RYT300(→RYT500)
目的 RYT登録の維持 資格レベルのアップ
時間数 3年ごとに30時間 300時間
取得後の資格 変わらない(RYT200のまま) RYT500として登録
向いている人 今の指導を続けながら学びたい 専門性を深めたい、養成講座講師を目指す

RYT300の受講時間はCEのトレーニング要件にもカウントされます。RYT300を受講中であれば、別途YACEP講座を受けなくても30時間のトレーニング要件は満たされます。超過分は次の更新期間に繰り越せません。

RYT300をすぐに受ける必要はありません。RYTの登録維持だけが目的であれば、YACEP講座で30時間を満たすことで十分です。キャリアの方向性が定まった段階でRYT300を検討する、というのも現実的な進め方です。

RYT300の詳細はRYT200の次は?RYT300・RYT500の違いと選び方をご覧ください。

更新スケジュールの目安

登録からの3年間をどう使うかの目安です。

時期 推奨アクション
1年目 指導経験を積む。45時間の指導要件を意識しながらクラスを担当する
2年目 関心のある分野のYACEP講座を受講し始める。15〜20時間分を目安に
3年目 残りのトレーニング時間を消化し、更新手続きを行う

45時間の指導要件は、月4回(週1回ペースで60分クラス)を指導すると、3年間で約144時間になり、余裕をもって満たせます。トレーニング30時間のほうが計画的に受講する必要があるため、2年目から動き始めるのが無理のないペースです。

よくある質問

継続教育を受けないとRYT資格はなくなりますか?

全米ヨガアライアンスへの登録が失効しますが、RYT200やRYT500のトレーニングを修了した事実は消えません。未完了の要件(指導45時間・トレーニング30時間)を満たせば再登録できます。失効中はRYTの肩書きを公式に使用できず、ディレクトリにも掲載されません。

継続教育は何時間でも受けられますか?

30時間が最低要件です。それ以上受講しても問題ありませんが、余剰時間は次の更新期間に繰り越せません。3年ごとに新たに30時間を受講する必要があります。

RYT200を取ったばかりですが、すぐに継続教育を始めるべきですか?

まずは指導経験を積むことを優先してください。指導要件の45時間も更新に必要です。2年目以降に関心のある分野のYACEP講座を受講するペースで十分間に合います。

海外で受けた継続教育も認められますか?

YACEP認定の講座であれば、受講場所は問いません。オンライン講座も対象です。海外在住の方でも、日本のYACEP認定スクールのオンライン講座を受講できます。

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