女性にヨガが必要な理由
一般的にヨガをすると効果が得られると思われるものは「柔軟性」が一番に挙げられるかと思いますが、実はそれはヨガで得られる効果のほんの一部でしかなく、その他にも沢山のメリットがあるがヨガの魅力。
そしてそれらのメリットは女性にとっては嬉しい効果ばかりで、むしろ女性に必要なものが全て揃っていると言っても過言でははないかと思います。
ヨガをすることで女性が得られるメリットは沢山あるので、今回はその中からいくつかを厳選して紹介していきます。
目次
柔軟性と筋肉がつくことでしなやかで女性らしい身体になる
自己流で激しいトレーニングやランニングを闇雲にしていくと、つかなくても良い場所に筋肉がついて男性のように角ばった身体つきや、一部だけに筋肉が集中してついてしまったりして、理想の女性らしい身体作りとは程遠くなってしまう方もいるかと思います。
ヨガのアーサナ(ポーズ)の動きではまずは柔軟性をつけながら筋肉をほぐす動きと、しっかりと筋肉を使う動き、そしてインナーマッスルも意識して使っていく事でしなやかな筋肉がついていきます。
また、自重(自分の体重)のみの負荷で筋肉を使うので筋トレをしてつくような太くて広がるような筋肉にはならず、細くてしなやかな筋肉作りに役立ちます。これはまさにヨガのアーサナの動きが女性の理想のしなやかな身体作りに最適だと言えるでしょう。
女性のホルモンンバランスを整えてくれる
女性は毎月訪れず「月経」がある事で、ホルモンサイクルが1ヶ月のうちで様々変わる為、その変わっていくホルモンバランスによりメンタルや身体的にも様々な影響を受けていきます。
また妊娠、出産、更年期と言ったライフサイクルによる変化に伴い、女性ホルモンのバランスも大きく変わるのが女性の特徴でもある中、このホルモンバランスが大きく波打つか、穏やかに波打つかで心身への影響もかなり差が出てくるのです。
女性ホルモンの波が大きく変動があればあるほど女性の心身への影響は大きくなります。
例えばホルモンバランスが乱れていると、月経前であればPMSが酷かったり月経中は月経痛が酷くて寝込んでしまったり、毎月の月経がとても辛いものになってきます。
妊娠をするための子宮の健康にも影響を及ぼしたり、更年期症状も重くなったりと女性ホルモンの乱れは女性にとってはとても辛い症状を引き起こす原因になってきます。
女性ホルモンを整えるためにはまず身体と心の健康が大切。そこで効果を発揮してくれるのが「ヨガ」になってくるんです。
ヨガの動きをする事で全身の血流を良くしていき体の滞りを良くし、子宮周りの血流も改善していく事が可能になるので、その結果月経痛が軽くなったり無くなることもあります。
さらにヨガでは深い呼吸をする事で身体へ酸素を適切に回していく事で、体の細胞を活性化させたり、深い呼吸により自律神経が整う事でストレスが減っていき、ホルモンバランスが整うことにも繋がっていくのです。
ヨガで行う呼吸、アーサナ(ポーズ)により身体と心が整う事で自律神経系のバランスも整い結果的に女性ホルモンのバランスも整ってくることに繋がるのです。
美容へかけるコストが減る
女性なら多くの方が気になるワードの「美容」についても実はヨガは効果をとても発揮してくれるのです。
例えば、高価なエステやマッサージ、高級化粧品やサプリメントなどに毎月何万円もかけていても中々効果を感じられない方もいるかと思います。
その理由は身体の根本の健康が整っていないから。どんなにお金をかけても得られない効果は実は根本解決をしたら毎月かけていたお金も必要なくなるのです。
ヨガを継続していく事で、身体の内臓機能や外側の筋肉や骨格なども整い、メンタルとしても呼吸や動きなどにより無駄なストレスが軽減されていきます。
そうする事で体の土台が健康になっていくので、便秘が改善されて肌が綺麗になったり、汗をかくこ事で代謝も良くなり身体が引き締まったり、慢性的な肩こりなどからも開放されていくので、エステやマッサージに行かなくて済むようになっていきます。
今までわざわざお金をかけて外注していたケアが、ヨガをする事で自分でセルフケアができるようになるのです。
自分らしく生きていけるようになる
男女平等の社会になったとは言われてきているものの、まだまだ女性の方が我慢を強いられる場面が多く、自分の声を押し殺して生きている方、「女性だから」と自分に制限をかけている方もまだまだ多い現代。
しかし、ヨガをやる事で自分らしく生きていくことができるようになっている女性をこれまで沢山見てきましたし、私自身も沢山変化がありました。
これにはヨガの「哲学」にヒントが隠されています。
ヨガのとっても大切な部分になる「ヨガ哲学」。このヨガ哲学はとっても重要で、そして学ぶことによって人生が180度変わるような効果絶大なパワーを持っているのにもかかわらず、実はあまり知らない方も多いかと思います。
「ヨガ哲学」を学ぶと、現代のメンタルヘルス、セルフケア、ビジネス本、自己啓発本などに書かれていることが全て書かれているかのようなことが学べるのです。
ヨガの勉強をした多くの生徒さんから聞く言葉が「ヨガの哲学」によって人生が好転したと言うこと。
なぜななら、みなさんヨガ哲学を学ぶ事で、これまで他人軸で生きていたり周りの目線や世間体を気にしていた女性が、本来の自分らしさを取り戻していき、自分の言動、行動にも良い変化が出ていく事で、人生をより生き生きと過ごしていけるようになっていくからです。
ちなみにヨガ哲学は通常のヨガクラスだけでは深く学ぶことが足りないので、深く学びたい方はRYT200養成講座でしっかりと学ぶこともおすすめです!
このように見ていくと、ヨガをする事が私たち女性に最適なのがお分かりになるかと思います。
ヨガとは女性の心身のバランスを整え、健康で自分らしく過ごしていくために最適なツールと言えるでしょう。
女性におすすめのポーズ
ヴィラバドラアーサナ2
効果
下半身の強化、体温を上げる、体幹強化、股関節の柔軟性アップ、二の腕の引き締め、
やり方
- 足を肩幅の2倍~2倍半ほどに広げて立つ。
- 右足のつま先を真横に向ける。
- 右膝がかかとの上に来るくらいまで膝を曲げる。
- 足幅を調整する前足の膝を曲げた状態で、後ろ足の位置で調整していく。前足のかかとよりも膝が出ているようなら足幅を広げましょう。太ももと床が平行になるように。
- 両手を肩の高さに伸ばし、視線を右手の指先を見る。
- 反対側も同様に行う。
マラアーサナ
効果
股関節を柔軟にする、内転筋の強化、骨盤底筋の強化、出産後のリカバーや下系コントロール。
やり方
- 脚を肩幅に開いて立ち、足先を45〜90度外側に開く。
- 股関節から上半身を前に倒し、両手を床についていく。
- 足裏全体を床につけたまま、お尻を床の方へ下ろしてしゃがんでいく。この時足のかかとがつかない場合はかかとの下にブランケットやクッションを敷いていく。
- 両手のひらを胸の前で合わせて合掌する。両肘で両膝の内側を押し、両足の拇指球で床を押しながら膝でも肘を押す。お尻の力が抜けないように坐骨を床に向け、できる人は骨盤底筋を意識していく。ここで5から10呼吸していく。
アドムカシュヴァナーサナ(ダウンフェーシングドッグ)
効果
全身のストレッチ、リフレッシュ、疲労回復。
やり方
- 四つん這いになり手の位置を手のひら一枚分自分の肩のり前に移動させ、つま先を立てる。
- 手の平を大きく開き、しっかりと床を押しながらゆっくりとお尻を上に押し上げる。
- 手でしっかりと床を押し、背中を伸ばしていく。そこからさらに坐骨を天井に突き上げるように引き揚げていく。可能であれば、ゆっくりと踵を床に近づけていく。このいちで5〜10回呼吸をする。
- 降りる時は膝をついてゆっくりと床に降りていく。
アンジャネアーサナ
効果
そけい部のストレッチ下半身のリンパの流れを良くする、むくみ改善。
やり方
- 右足を両手の間に踏み出し、左膝を後ろで床につく。
- 後ろにある左足の甲を床に下ろし、かかとから足先を真っすぐ伸ばす。両手を膝の上におく。
- 息を吐きながら両手で右膝を押しながら前方は体重をのせ、後ろ足の鼠蹊部を伸ばしていく。
この位置で5〜10呼吸していく。
スプタヴィラアーサナ
効果
大腿四頭筋・足首のストレッチ、腹直筋強化、股関節の柔軟性アップ、骨盤の調整。
やり方
- 正座になり、かかとをお尻の横へ移動し割座になる。できない人は片足だけやる。
- 背中を後ろへ倒し、肩の下にひじを置き、手のひらは床へ置く。
- 余裕があれば背中を床に寝かせる。
- 両手を頭の方へ伸ばし、左右のひじを抱えるゆっくり5呼吸する。
- 肘と腕で床をおしゆっくり起き上がる。(片足ずつの人は反対の足を入れ替えて同じ動きを行う)
女性にヨガがぴったりな理由がわかったら、早速ヨガの練習をしてみたくなりますよね。
今回紹介したヨガのポーズは、初心者の方からいつでも気軽にできるので、これからヨガをスタートしたい女性、既にヨガをやっている女性にもおすすめのポーズになります。
この機会にヨガをあなたの生活に取り入れて、自分で自分のセルフケアをできるようになりませんか?
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