コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: 陰ヨガ

陰ヨガ

陰ヨガ(Yin Yoga): 一つのポーズを3〜5分以上の長時間保持し、筋肉の深層にある結合組織(筋膜、靭帯、腱)に働きかけるヨガのスタイル。

陰ヨガとは

座位や仰臥位のポーズを長時間保持することで、筋肉ではなく結合組織(筋膜、靭帯、腱、関節包)に穏やかな負荷をかけるヨガの一形態。1970年代後半にポーリー・ジンク(Paulie Zink)が道教ヨガ(タオ・イン)とハタヨガを融合させた実践を始め、1990年代にポール・グリレイ(Paul Grilley)とサラ・パワーズ(Sarah Powers)によって体系化された。

「陰」の名称は中国哲学の陰陽思想に由来する。動的で筋力を使う実践(ヴィンヤサなど)を「陽」、静的で受動的な実践を「陰」と位置づけ、両方のバランスが心身の健康に必要であるという考え方に基づく。

特徴

  • 保持時間: 一つのポーズを3〜5分(場合により7分以上)保持する
  • 筋肉の弛緩: 対象部位の筋肉をできるだけ弛緩させた状態でポーズを保持する
  • 床上のポーズが中心: 座位、仰臥位、伏臥位のポーズが中心。立位のポーズはほとんど含まれない
  • プロップスの使用: ブロック、ボルスター、ブランケットなどを用いてポーズを調整する

結合組織への働きかけ

筋肉は比較的短時間のストレッチで伸張されるが、結合組織はより長時間の穏やかな負荷によって変化する。陰ヨガの長時間保持は、筋膜の水分量と柔軟性を改善し、関節の可動域を広げるとされる。

更年期と陰ヨガ

更年期のホットフラッシュが頻繁に出る時期には、高強度のヨガが症状を悪化させる可能性がある。陰ヨガは低強度かつ副交感神経を優位にする実践として、更年期の女性に推奨されることが多い。

よくある質問

陰ヨガは柔軟性がなくてもできますか?

できる。プロップスを使ってポーズの深さを調整するため、柔軟性に関係なく実践できる。身体が硬い人ほど結合組織へのアプローチが有効とされる。

陰ヨガとリストラティブヨガの違いは?

陰ヨガは結合組織に穏やかな負荷をかけることを目的とし、ある程度の伸張感が伴う。リストラティブヨガはプロップスで身体を完全に支え、負荷をかけずに神経系のリラクゼーションを目的とする。陰ヨガは「伸ばす」、リストラティブヨガは「休む」が主な目的。

関連用語


なぜブーム関係なく女性にヨガは必要か — ブログ記事

Read more

ヨガ

リストラティブヨガ

リストラティブヨガ(Restorative Yoga): ボルスター、ブランケット、ブロックなどのプロップスで身体を完全に支え、筋力をほとんど使わずに長時間ポーズを保持することで、神経系の深いリラクゼーションを促すヨガのスタイル。 リストラティブヨガとは プロップス(補助具)を多用し、身体に負荷をかけない受動的なポーズを5〜20分保持することで、副交感神経を優位にし、心身の深い回復を促す...

もっと見る
女性ホルモン

更年期

更年期(こうねんき): 閉経の前後約5年間、合計約10年間を指す期間。卵巣機能の低下に伴うエストロゲン分泌の減少により、心身にさまざまな変化が生じる。 更年期とは 閉経を挟んだ前後約5年間、合計約10年間の期間を指す。日本人女性の平均閉経年齢は約50歳とされるが、個人差があり40〜60歳の範囲にわたる(40歳未満の閉経は早発閉経として区別される)。この期間に卵巣機能が低下し、エストロゲ...

もっと見る